JA小松市野菜集出荷場で5月30日、千石豆の本格出荷が始まりました。千石豆の中でも大きさや形を厳選したプレミアム千石豆の出荷も同日に始まりました。
JA小松市は千石豆の県内最大の産地で管内のみゆき地区の松崎町と日末町の9戸の農家が49.5アールをハウス栽培しています。千石豆部会の中野清志部会長は「5月の低温で生育が遅れたがやっと出荷できるようになった。ゴマ和えや煮つけにして食べて欲しい」と話していました。この日は、農家8戸が275キロを出荷しました。翌日の市場で競りにかけられ、スーパー等の店頭に並びました。
出荷先は、小松市場・金沢市場で、6月に出荷のピークを迎え、7月中旬までに約12.5トンの出荷を見込んでいます。
プレミアム千石豆は、さやの長さが8センチ以上、粒数が6粒以上、形状光沢が特に優れているもので、専用の箱につめられ、見た目がそろっているため料亭などで需要があります。
千石豆本格出荷
2018.06.01