「秋冬ニンジン」の県内最大の産地である小松市で13日、ニンジンの本格出荷が始まり、生産者が10㎏毎に箱詰めし、この日は11軒の農家が約6㌧を次々と小松市今江町にあるJA小松市野菜集出荷場へ運び込みました。今年は、秋の台風の影響で生育が心配されたが順調に育った。地元小松・金沢市場に出荷され、明日午前中にはスーパーの店頭に並びました。
JA小松市のニンジン栽培面積は約6.7㌶でみゆき地区と牧地区の14軒の農家が、「向陽2号」と「アロマレッド」を栽培しています。11月中旬をピークに12月末までに総出荷数量約200㌧を見込んでいます。JA小松市にんじん部会部会長の松本幸雄氏は、「アロマレッドは甘みが強く香りの良い品種でフルーツのようなニンジンと言われています。炊くとやわらかく高齢者にもお薦めです。」と話していました。
JA小松市ニンジン部会では、化学肥料・農薬の使用量削減を推進しており、生産者の多くが石川県の「エコファーマー認定」を取得しています。
ニンジン本格出荷
2015.11.16