田んぼの学校「稲刈り体験」始まる!

2015.09.03

稲を刈り取る児童たち
稲を刈り取る児童たち
 小松市立犬丸小学校5年生22名が9月3日、地元農家北橋信男さんの管理する田んぼで稲刈りを体験しました。今年度市内小学校で最初の稲刈りとなりました。5月に児童らがコシヒカリの苗を植え、実りの収穫時期を迎えました。児童たちは、首にタオルを巻き長靴を履き、鎌で稲を刈り取りました。この日初めて鎌を持った児童も多く、稲刈りは難しかったけど楽しかったと話していました。刈り取った稲はコンバインで脱穀してもらいました。収穫した米はもち米と交換して12月の収穫祭で全校児童やお世話してくれた方々に振舞います。
 稲刈り体験は、石川県やJAなどが主催する「いしかわ田んぼの学校推進プロジェクト事業」で、児童達が米づくり体験を通して、土や緑、主食の米に親しみ、食糧や農業に対する理解と、勤労の尊さを学んでもらうことを目的としています。市内では今年、20校が指定を受けて米づくりに取り組んでおり、順次稲刈り体験を行う予定です。

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