大麦を使ったカップ麺とスイーツの試食会

2012.10.16

カップ麺の試食をする女性部のみなさん
JA小松市は10月15日、管内産大麦の粉末を使った「大麦カップ麺及びスイーツ試食会」をホテルサンルート小松でJA役員と同女性部や同女性職員らが出席し開催しました。大麦カップ麺は、「ペペロンチーノ」、「とんこつラーメン」、「ネギ塩カルビ焼きそば」の3種類が、試食されました。それぞれの麺に小松産の大麦を35%使用しており、内容量35gで3段重ねのボックスに入れて発売されます。ラベルには、小松市のキャラクター「カブッキー」がデザインされ、JA小松市のイメージキャラクター「こまとちゃん」がわかり易く大麦の説明をしています。内容量が一般的なカップ麺の1/3程度で、カロリーも低くお弁当に足したり、小腹がすいた時やお子さんのおやつとして、また食の細い高齢者の方に最適です。発売は、10月20日からJAあぐりと道の駅こまつ木場潟で販売されます。また、10月20日、21日開催のJAまつり会場で、JA小松市創立40周年を記念して、両日先着500名様に無料配布されます。大麦スイーツは、金沢学院短期大学の監修により製作した「大麦シュー」、「大麦ガトーショコラ」、「大麦蒸しパンラスク」は、通常使用する小麦粉を100%大麦に置き換えて作られています。道の駅こまつ木場潟の農家レストランでの提供を予定しています。大麦は、食物繊維が豊富で、サツマイモの4倍、白米の19倍、ごぼうの2倍も含まれています。また、機能性成分のβグルカンは血液をサラサラにする効果、加えて余計な糖質や脂質を排出する効果がある為、ダイエットにも良いと言われています。
小松市は、石川県内一の大麦の産地で六条大麦ファイバースノウを栽培し、約1,000トンの収量がありますが、価格が米の1/4程度で、生産振興と生産者の所得向上を図るために、その用途の拡大が重要となっており、今回の大麦カップ麺と大麦スイーツの販売はその一環です。

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