大麦後に飼料用米

2011.06.17

みゆき・月津・粟津・中海地区で、大麦の刈り取りの終わった圃場で水稲の田植えが始まりました。主食用米ではなく、転作の対象となる飼料用米ですが、麦の後に水稲を作付するのは18年ぶりになります。県内でも珍しい。これまで麦の後は大豆を入れていたが、雑草や連作障害が問題になってきたため、水田状態にして栽培できる飼料用米の導入を決めました。
 JA小松市では、これまで大麦の収穫の後は大豆を植えることを振興してきました。しかし、大麦ー大豆の作付体系では、特に大豆の作柄が不安定なことや、地力が落ちることが問題になっていました。JA管内では、今年度から加工用米の割り当てが減ったこともあり、大豆に代わる作物として飼料用米を導入することにしました。
 主食用米では主に「コシヒカリ」を栽培していますが、麦後の飼料用米では、遅い時期でも収穫できることから、品種は「日本晴」としました。
 佐美町の大野和夫さんも麦後に飼料用米を入れた1人。雨が多い時期の大豆の種まきは難しく、集量も安定しないので、営農部の指導もあり、今年度から大麦収穫後に稲作をすることにしたそうです。「稲作農家としては水田に稲を植えることを幸せに感じる」と話していました。

麦後の圃場で「日本晴」の田植えをする農家
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